ミスファイヤーのナビゲーター 最悪のシナリオ・・・その２
2007年11月13日
ヘッドを取り外したナビゲーターのエンジンルーム
７番シリンダーの圧縮不良でミスファイヤーをおこしている、リンカーンナビゲーター（０３ｙ）です。
シリンダーヘッドを取り外して、圧縮不良をおこしている箇所を診断していきます。
・・・・・するとエキゾーストバルブが！！
７番シリンダーのエキゾーストバルブが変形しています。
７番シリンダーの燃焼室 左が正常なバルブ 右が変形したバルブ
上の右の写真 左が普通の丸い状態のバルブで右の不良のバルブは変形して丸の形が崩れています・・・。
・・・・おそらく、イグニッションコイル等の不良でミスファイヤーをおこした状態で走行を続け、未燃焼ガスがその気筒だけ発生するので、異常燃焼をおこした熱で変形してしまったもの？と思われます。（なんとも言えませんが・・・）
オーバーホール中のシリンダーヘッド
ダメになったエキゾーストバルブを交換して、一応他の気筒のバルブ研磨等も行い、再度ヘッドを取り付けエンジンを始動すると、スムーズな回転がよみがえりました。
それにしてもこの車、エンジンがかなり後方にマウントされているせいで、シリンダーヘッドを取り外すにも、かなりの労力？を必要とします・・・。
いずれにしてもチェックエンジンのランプが点灯したり、エンジンが調子悪いかな？と思ったら早めに診断したほうがいいです！
フォード車純正テスター ＩＤＳ
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