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96年アストロのミッショントラブル

2008年06月10日


エンジンのランプが点いているのでチェックしてください。と お客様からご連絡をいただきました、エンジンの調子は悪くないとのことでしたので、気をつけてご来店していただくようお願いして待つこと1時間 早速、診断機で故障内容を確認するとエンジンではなくトランスミッションの故障が発生しているようです。車輌を運転してみますと・・・どうも力が無い感じです、これはミッションが制御を中止している為3速固定になっているので仕方ありません。
車輌をお預かりして本格的に診断開始です。
まず警告ランプを消して試運転してみます、1,2,3,4速とスムーズに変速していきます。
信号が赤のため減速していきますと・・・ランプが点きました。
ランプが点いてしまうと3速のままで走りにくいです。
しかし、4,3Lエンジンのトルクはさすがです、普通に交通の流れに乗って走れてしまいます。
工場に戻り診断機で確認しますと最初に確認した故障内容が記憶されています。
3速から2速へシフトダウンさせるためのバルブの不具合のようです。
         

          96年シボレーアストロ ティアラ



オイルパンを取り外し実際に確認してみることにします。

         

        オイルパンを取り外してバルブボディーを点検中です。



整備解説書(サービスマニュアル)で該当部品を確認してから診断機を使用して作動チェックしましたが反応はありません配線を取り外し電気をチェックすると診断機のスイッチングに併せて電気が来ています。
いよいよソレノイド本体をバルブボディーから取り外してみます。

         

            3−2シフトソレノイドバルブ

ソレノイドの点検をしますと内部で断線しているようです。新品部品を取り寄せてすべてを元通りに組み付けます。
そのときにはもちろんミッションフィルターは新品でオイルも綺麗に抜き換えました。オイル漏れが無いのを確認後、故障メモリーをリセットしてテストドライブしてみますとスムーズに変速します。
オイルとフィルターも新しくしたからでしょうショックも少なくなっています。オイルの量を確認後、お客様に完成のご報告をして終了いたしました。お客様はミッションオーバーホールしないと直らないと思われていたらしく(友達から吹聴されていたそうです)ミッションオーバーホールの10分の1の費用で済んでニコニコされていました。お客様に喜んでいただけるとは整備士冥利に尽きますね


         

         左が壊れた部品、右が新品のシフトソレノイド
         
サービスエンジンの警告灯以外にも何かランプが点いていたり何かいつもと違うと感じたら急いでギャレージナカジマ(06)6907−0707 までご連絡下さい 電話以外でも grj-nkjm@xd6.so-net.ne.jp まで メールをいただいても結構です。
お待ちいたしております。