アメ車のカップリングトラブル・・・
2008年08月10日
毎日毎日ほんと暑い日々が続いております・・・・・。
これだけ毎日猛暑?が続くと、増えてくるのがオーバーヒートにエアコン修理です。
当工場も連日のようにこの2点の内容の車両が入庫してきています。
で、この2点に共通するトラブルといえば、・・・・冷却不足があげられます。
特に古いアメ車では、電動の補助ファンが備わってなく、エンジンファンだけでラジエターやACコンデンサーを冷却しているものが多いです。
エンジンファンのカップリング
これがそのファンベルトで駆動されているエンジンファンなのですが、このファンの中央にカップリングクラッチが付いています。
このクラッチ部分が熱を感知して、通常はクラッチがきれた状態 ファンがいわば空回りしている状態なのですが、ラジエターの温度があがってくるとクラッチがロックしてよりファンが廻るという仕組みです。
このクラッチが不良ですべると、水温が上がってもファンが空回り状態なので、特に停滞中に水温が上がったり、またエアコンのコンデンサーも冷えなくなるのでエアコンの効きが悪くなったりということになります。
このような症状のある古いアメ車?オーナーの方は、一度この辺りを点検しておいたほうがいいですよ!
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