2006年08月05日
エンジンにやさしいエアジェットが、ターボとどういう戦いをするか、緊張のスタート。
95y ASTRO17.6秒
さて激戦だったこの0-400m。どのアストロも熱いバトルを繰り広げてくれたわけであるが、ここでもAIR JETシステムの効果が最大限に発揮されたと言えよう。もともと燃費とパワーという相反するもの効率よく両立させた、まさに夢のようなシステムがAIR JETシステムの開発のコンセプトであったわけだが、正直ここまでパワー面 での効果が証明されたのは驚きである。高価なエンジンチューンを施す必要なしにこの速さ!デモカーの叩き出したタイムは17.227秒。国産タイヤをチョイスして空気圧のセッティングを行えば、16秒台は出ていたタイムである。
ま、これはあくまでも0-400mという競技の話である。ノーマルのアストロにAIR JETシステムという組み合わせだけでもここまで速くなるのである。本来AIR JETシステムの目的は日常の街乗りでの快適なパワーアップと燃費向上である。その点を今回の0-400mでの結果 と照らし合わせてみると、スタートからのスムーズな吹き上がりとパワー感こそが、市街地のGo and Stopに効果を発揮するはずであろう。まさにこれからはNAの時代といっても過言ではないだろと思う。