Ｗ１４０のＣＬ６００が、オーバーヒートで入庫しました。

　サブタンクのキャップをあけて、冷却水のチェックをすると・・・・・水がない！！

　とりあえず、水を入れて水漏れ点検をすると、エンジンの後の方からポタポタと水がたれています・・・。

　エンジンルームの後側に、ヒーター用のパイプがたくさんついているのですが、どうもその一部からもれてきています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　Ｖ１２気筒の６００のエンジンルームは、狭すぎてパイプをはずすにも、ほとんど見えていないので、エンジンの上についているインテークマニ等を順番にばらしていきます。

　なんとかパイプをはずすことができ、点検するとパイプの口が腐食して、そこから水もれしていました。

　　　　　

　あやしいパイプやホース類を交換して、組んでいきます。

　それにしても、このエンジンはほんとにここらあたりの整備性が悪く、いろいろ部品をばらしていかないと、ヒーターパイプにアプローチできません！

　こうならない為にも、日頃のメンテナンスで、定期的にクーラントの交換を行いましょう！

　　　ベンツの修理は是非、ギャレージナカジマ（０６）６９０７-０７０７まで、宜しくお願いします